適応指導教室・教育支援センターってなんだろう?

適応指導教室・教育支援センター(市町村によって呼び方が変わります)は、学校の代わりに通える施設です。

各市町村の教育委員会によって、学校に行かない小中学生(高校生も一部あり)のために設置されました。

適応指導教室・教育支援センターについて

どのようなお子さんの選択肢となるの?(一例)

学校には行ってないけれど、勉強はしたいな。

いつか、学校にもどりたいと思っているよ。

今はまだ、学校をやめて他の居場所に通う気持ちになれないな。

金銭的にフリースクールや塾に通うのはむずかしいな。

どんなところ?

  • 対象は?
    主に不登校の状態にあり市立の学校に在籍する小中学生です。(一部高校生もあり)
  • 誰が?
    市町村の教育委員会です。
  • 何のために?
    基礎学力をつけ、生活習慣を改善し、学校復帰を目指します。
  • 配置スタッフは?
    教員経験者や学生ボランティア、心理カウンセラーなど。(市町村によって違います)

申しこみ方法は?

  • 申込先1
    在籍している小中学校に相談。
  • 申込先2
    在籍校がある市町村の教育員会に連絡。
    ※ 地域によって異なります。

メリット・デメリットは?

  • 通うことで学校に出席したと扱われる場合が多い。
  • 自分のペースで勉強を教えてもらうことができる。
  • 無料で通うことができる。
  • 在籍する学校と連携がとりやすい。
  • 学校への復帰を目的としているので、登校を促される場合が多い。
  • 申込から入室決定までの手順が多く時間もかかる。
    (学校に相談、教育委員会での教育相談(面談)、学校と教育委員会での話合い等)
  • 私立の学校に在籍しているお子さんは通えない市町村が多い。